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唐草双鳳鏡

カラクサソウホウキョウ

概要

唐草双鳳鏡

カラクサソウホウキョウ

金工

径:10.0cm 縁高:0.8cm

1面

このような鏡胎、文様構成の早い例として、三重県四天王寺の本尊薬師如来像体内に承保四年(1077)奥書結名書と共に納入された唐草双鳳鏡がある。本鏡は鈕から直接唐草を生やす特異な表現をとり、外区唐草もやや新しい三連波形を呈し、また鳳凰の形状を比べても四天王寺鏡より確実に新しいが、十一世紀に遡る公算は大きい。

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