庭田重有消息
ニワタシゲアリショウソク
概要
庭田重有(にわたしげあり)(一三七八~一四四〇)は、庭田経有(つねあり)の子として生まれた。妹にあたる幸子は伏見宮貞成親王(さだふさしんのう)のもとに入室し、後花園天皇の生母として知られる。この消息は、「得業御房」なる僧侶が某所への下向に際して、重有が認めたものである。宛所「得業御房」が誰にあたるのかは確定できないが、南都の僧侶ではないかと思われる。本紙と礼紙の二紙から構成されていたことが残された墨引の跡から判明する。
ニワタシゲアリショウソク
庭田重有(にわたしげあり)(一三七八~一四四〇)は、庭田経有(つねあり)の子として生まれた。妹にあたる幸子は伏見宮貞成親王(さだふさしんのう)のもとに入室し、後花園天皇の生母として知られる。この消息は、「得業御房」なる僧侶が某所への下向に際して、重有が認めたものである。宛所「得業御房」が誰にあたるのかは確定できないが、南都の僧侶ではないかと思われる。本紙と礼紙の二紙から構成されていたことが残された墨引の跡から判明する。
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