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石造菩薩立像

セキゾウボサツリュウゾウ

概要

石造菩薩立像

セキゾウボサツリュウゾウ

彫刻

像高:84.5cm

1躯

本像が製作されたパキスタンのガンダーラ地方は、インドのマトゥラー地方とならんで仏像誕生の地として有名である。マトゥラー仏がインド的な姿であるのに対して、ガンダーラ仏はヘレニズム文化の影響を受け、顔は彫りが深く、衣が厚手に表わされるところに特徴がある。ガンダーラでは紀元一、二世紀(カニシカ王の即位年を何年とみるかによっていくつかの説がある)から五世紀頃まで仏像が製作されたが、本像は二~三世紀頃のガンダーラ盛期の造像例と考えられる。

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キーワード

ガンダーラ / 仏像 / / マトゥラー

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