籠菊図軸
ろうぎくずじく
概要
三本の菊が籬(まがき)に寄り添い、互いに支え合うように満開の花を咲かせています。呉昌碩はしばしば、天津の出身である張孟皋(ちょうもうこう)の画風に倣った絵画を描きました。張孟皋の画風を通して、明時代の石涛(せきとう)のように、墨痕(ぼっこん)淋漓(りんり)とした勢いのある表現を目指していたのでしょう。46歳の作。(富田氏執筆)(180102_t08呉昌碩)
ろうぎくずじく
三本の菊が籬(まがき)に寄り添い、互いに支え合うように満開の花を咲かせています。呉昌碩はしばしば、天津の出身である張孟皋(ちょうもうこう)の画風に倣った絵画を描きました。張孟皋の画風を通して、明時代の石涛(せきとう)のように、墨痕(ぼっこん)淋漓(りんり)とした勢いのある表現を目指していたのでしょう。46歳の作。(富田氏執筆)(180102_t08呉昌碩)
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