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大日如来坐像

だいにちにょらいざぞう

概要

大日如来坐像

だいにちにょらいざぞう

木像 / 平安 / 江戸 / 東北

頭部:平安時代  体部:江戸時代

(本体)寄木造、下地の上に漆塗り、像底に布貼。白毫は水晶。天冠、胸飾、頭飾は金銅製。頭部は1材で彫出。
(台座)寄木造、下地の上に漆塗り。
(光背)寄木造、下地の上に漆塗り。漆箔、軸は下地に漆塗り。

総高 138.0㎝
(本体像高 90.5㎝、台座最大高 37.5㎝、光背高 100.5㎝)

1躯

大仙市指定
指定年月日:20191120

有形文化財(美術工芸品)

 大川寺の前身は、大川西根仁王村にあった真言宗の大渓寺であるとする。明徳2(1391)年に大曲内御物川の東岸鶉町付近(現花園町、市役所大曲庁舎付近)に移転し、曹洞宗に改宗したと伝えられている。天文20(1551)年、現在の地に移ったとされる。
 曹洞宗の本尊は釈迦如来であるが、大川寺の本尊は大日如来である。昭和2(1927)年の本堂伽藍火災により、本山の永平寺別院から贈られたもので、元は福井にあったとされる。大川寺は元真言宗であり、その歴史を尊重してのことと推察する。

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キーワード

光背 / 台座 / 白毫 / 寄木

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