太夫塚古墳
たゆうづかこふん
概要
太夫塚古墳
たゆうづかこふん
愛知県
太夫塚古墳は、矢作川左岸の標高約15mの段丘縁辺部に立地する、三河地方の中期古墳としては大型な円墳である。矢作川流城は三河地方ではもちろんのこと、愛知県下において重要な古墳の分布する地域であり、この太夫塚古墳と矢作川をへだてて対岸の碧海台地縁辺には安城市の国史跡・二子古墳(前方後方墳)、同・姫小川古墳(前方後円墳)が立地しており、それらの古墳との関連において太夫塚古墳の重要性が想定される次第である。古墳の現状は、墳丘北側は道路により、北西側の墳丘裾は土取りにより、また南東側の墳丘裾は家屋建築の際により一部削平を受けている。しかし、その他では墳丘裾が確認でき、墳丘の裾から頂部にいたる姿形の歪みも少なく、円墳としての景観は良好に保たれている。
岡崎市若松町字西之切89-18
指定
指定年月日:19751226
岡崎市
記念物