木造{男神像、女神像}
もくぞう{だんしんぞう、じょしんぞう}
概要
木造{男神像、女神像}
もくぞう{だんしんぞう、じょしんぞう}
佐賀県
平安時代後期
男神像、女神像ともに木心をふくむ針葉樹の一材から彫りだして内刳りを施さない。目視では材は榧かと思われる。このような構造や材質の共通性や鼻の形状が似ることから、両像は同時期に制作されたと考えられる。
男神像は、冠をいただき袍を身につけ、両手を上下して構える姿であらわされるが、両手首先を欠失していて手の形や持物は不明である。眉根をよせて目をいからせ、唇をかたく結んでいる。
女神像は、髪を中央から左右にわけておろし、着物を着て両手を胸前で重ねる。
男神像 像高55.7㎝ 女神像 像高42.8㎝
2躯
佐賀市城内一丁目15番23号
佐賀県指定
指定年月日:20110325
幸津天満神社
有形文化財(美術工芸品)
幸津天満神社