上州の小正月ツクリモノ
じょうしゅうのこしょうがつつくりもの
概要
この資料は、上州(群馬県)において、古い正月の名残とされる小正月の各種の行事で用いられてきたツクリモノと呼ばれる用具類をとりまとめたものである。
これらのツクリモノは、村の道祖神をはじめとして、家の中の神棚や仏壇、台所(カマ神)、蚕室、玄関などに飾られるもので、わずか数日のうちに処分されるのが通例である。
群馬県立歴史博物館では、昭和32年の旧県立博物館開館以来収集してきており、一部は群馬県指定有形民俗文化財として保護されてもきた。
本収集品は、この県指定を含む737点で、神体・偶像類、祈願品類、削り掛け類、呪具類、削り掛け製作用具、の5項目に分類される。
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国指定文化財等データベース(文化庁)