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百済寺本堂

ひゃくさいじほんどう

概要

百済寺本堂

ひゃくさいじほんどう

宗教建築 / 江戸 / 近畿 / 滋賀県

滋賀県

江戸前期/1650

桁行五間、梁間五間、背面庇付、一重、入母屋造、正面軒唐破風付、檜皮葺

1棟

滋賀県東近江市百済寺町

重文指定年月日:20041210
国宝指定年月日:

百済寺

重要文化財

百済寺は,鈴鹿山脈の西山腹に位置する天台宗寺院で,湖東三山の一つとして知られている。
 本堂は,天海の高弟亮算が再建に着手,慶安3年(1650)に完成した。桁行5間,梁間5間,背面張出付で,屋根は入母屋造,檜皮葺,正面軒唐破風付である。平面は梁間方向に前方から外陣,内陣,後陣に三分割されている。
 百済寺本堂は,中世以来の伝統的な仏堂形式に則って,内陣と外陣の対比的な空間秩序を保持しながら,平面的にも造形的にも近世らしい平明な構成を創りあげており,価値が高い。
 中世以来の仏堂形式が変容する過程で,近世的な特質を顕現した代表的な遺構として,貴重である。

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キーワード

本堂 / / 唐破風 /

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