木曽踊と木曽節
きそおどりときそぶし
概要
木曽踊は、輪踊りで生声にて木曽節を唄いながら踊る。夏は浴衣に下駄、草履。夏以外は着物、白足袋、草履にて踊る。踊りは誰でも気軽に学んで踊れる盆踊りらしい特色を持つ。十二の動作を繰り返すのだが、「この踊りは、武士が鎧をつけて踊る心構えが根本で、姿勢はきちっと立て、手の動きは御嶽山にたなびく雲や気高い山の姿を表わすようにすることが大切だ」とされている。木曽節は、音頭取りが一人で唄う、後付けは踊り手全員で唄う。7・7・7・5調の歌詞にナカノリサン、ナンチャラホイ、ヨイヨイヨイの独特の言葉が入る。