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石州半紙

せきしゅうばんし

概要

石州半紙

せきしゅうばんし

その他 / 島根県

島根県

2014年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「和紙:日本の手漉和紙技術」として登録(2009年「石州半紙」として記載)

石州半紙技術者会

重要無形文化財(工芸技術:手漉和紙)昭和44年4月15日指定

島根県西部の石見地方(石州)に伝承されてきた楮和紙の製作技術。石見国では10世紀初めには既に製紙が行われ,江戸時代には,石州で漉かれる半紙という規格の紙が大坂商人たちの帳簿用紙として重用され,石州半紙の名が広まった。現在は,主に,障子紙や書画用紙として用いられている。3年間育てた楮を原料に用い,我が国特有の「流し漉き」と呼ばれる製紙技法で紙を漉く。石州半紙の最大の特色は強靭な紙質であり,これは,楮のあま皮を残して用いる独特の原料処理方法に代表される,自然の素材を生かす伝統技法によって生み出される。現在、石州半紙技術者会会員によって技術が伝承され,研修生たちが技術を学んでいる。

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キーワード

用紙 / 漉く / / 技術

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