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神代杉木画箱

じんだいすぎもくがはこ

概要

神代杉木画箱

じんだいすぎもくがはこ

その他 / 昭和以降

中川清司  (1942~)

なかがわ きよつぐ

平成14/2002

神代杉、指物、木画

高10.8 29.8×21.8

1合

文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)

第49回日本伝統工芸展

国(文化庁)

木工芸の技法の種類は多く、板を組み合わせて箱などを作る指物、木塊を手作業で刳り抜いて器などを作る刳物、木材を轆轤で回転させながら刃物で削る挽物、薄板を環状に曲げる曲物などの造形技法のほか、異なる素材をはめ込む木象嵌などの装飾技法がある。
 本作品は、神代杉を素材とし、指物及び木画技法で制作された台合せ造、二段の箱である。木画には約900枚の部材が用いられており、角度によって枡形から市松文様に変化して見え、素材がもつ色彩が活かされている。ヤリガンナやセンで切削した後、木賊、砥石で研磨し、さらにいぼた蝋で拭き込み仕上げている。

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キーワード

指物 / 木工 / 刳る / 素材

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