山背国愛宕郡天平四年計帳残巻
やましろのくにおだぎぐんてんぴょうよねんけいちょうざんかん
概要
山背国愛宕郡の天平四年(七三二)の計帳(調・庸の徴収台帳)残巻で、現在五十九行を存する。明治時代に小杉榲邨によって正倉院から持出されたものであるが、近時藤江家から発見された。正倉院以外に伝存する計帳としては最も纒ったもので、伝存稀れな奈良時代計帳残巻として貴重である。なお、紙背は、造東大寺司がこの計帳を反古として利用した写経記録である。
やましろのくにおだぎぐんてんぴょうよねんけいちょうざんかん
山背国愛宕郡の天平四年(七三二)の計帳(調・庸の徴収台帳)残巻で、現在五十九行を存する。明治時代に小杉榲邨によって正倉院から持出されたものであるが、近時藤江家から発見された。正倉院以外に伝存する計帳としては最も纒ったもので、伝存稀れな奈良時代計帳残巻として貴重である。なお、紙背は、造東大寺司がこの計帳を反古として利用した写経記録である。
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