陽成院歌合(二十巻本)
ようぜいいんうたあわせ
概要
天地行間に墨界を施した斐紙を用い、裏打紙に金銀泥霞引きがある。本文は首に「陽成院歌合」の内題に続いて「題夏虫恋」以下十番二十首、墨界一行内に一首二行書に書写する。まま別筆にて訂正加筆があり、内題上欄外に「合了」の合点が付され、第三紙の七番二首は補紙して後筆の補写がある。本巻は二十巻本類従歌合の巻第三(仙洞)に収められていたと考えられ、平安時代歌合の根本史料としてわが国文学史上に価値が高い。
ようぜいいんうたあわせ
天地行間に墨界を施した斐紙を用い、裏打紙に金銀泥霞引きがある。本文は首に「陽成院歌合」の内題に続いて「題夏虫恋」以下十番二十首、墨界一行内に一首二行書に書写する。まま別筆にて訂正加筆があり、内題上欄外に「合了」の合点が付され、第三紙の七番二首は補紙して後筆の補写がある。本巻は二十巻本類従歌合の巻第三(仙洞)に収められていたと考えられ、平安時代歌合の根本史料としてわが国文学史上に価値が高い。
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