王山古墳群
おうざんこふんぐん
概要
丘陵上にある古墳群で、昭和40年の発掘調査により丘陵頂部は、発生期の方墳であることが明らかとなった。
<昭和51年6月追加指定>
鯖江市の市街地の中央部に独立して王山丘陵がある。この丘陵の尾根沿いには30基以上からなる方墳を主とした古墳群があり、古墳時代前期に属するものとして注目されてきた。
昭和42年6月史跡に指定してその保存を図り、指定地域も丘陵のほぼ全域を対象としたが、昭和49年から実施してきた測量調査の結果、一部に古墳の逸脱した地域のあることが判明したのでこれを追加指定する。なお丘陵下方の人家密集地域の一部では指定地の保持に必要のない地を含むので、その部分の解除もあわせて行うものである。