世界遺産と無形文化遺産
須成祭の車楽船行事と神葭流し
すなりまつりのだんじりぶねぎようじとみよしながし
主情報
- 愛知県
- 2016年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「山・鉾・屋台行事」として登録
- 保護団体:須成文化財保護委員会
- 重要無形民俗文化財(風俗慣習:祭礼(信仰))平成24年3月8日指定
解説
須成祭は、蟹江町須成にある冨吉建速神社と八剱社の例祭で、疫病退散を祈願する天王信仰を背景に伝承されてきた祭りである。7月初旬から約3か月にわたって祭事が行われ、華やかな車楽船の出る行事と1年の穢れを植物の葭に託して川に流す神葭流しの2つの行事を中心に祭りが構成されている。