西浜御殿之図
にしはまごてんのず
概要
西浜御殿は、現在の県立和歌山工業高校付近に所在した紀伊徳川家の別邸である。10代藩主徳川治宝は、文政7年(1824)に藩主の地位を譲って隠居し、西浜御殿を住居とした。そして死去するまで、ここで隠然たる勢力を維持し、また御庭焼など、彼の文芸活動の主要な舞台ともなった。本図は、南を上にして白描で描かれた西浜御殿の絵図で、御殿の構造は省略されているが、その周辺の庭園・田畑・亭などが描かれている。
にしはまごてんのず
西浜御殿は、現在の県立和歌山工業高校付近に所在した紀伊徳川家の別邸である。10代藩主徳川治宝は、文政7年(1824)に藩主の地位を譲って隠居し、西浜御殿を住居とした。そして死去するまで、ここで隠然たる勢力を維持し、また御庭焼など、彼の文芸活動の主要な舞台ともなった。本図は、南を上にして白描で描かれた西浜御殿の絵図で、御殿の構造は省略されているが、その周辺の庭園・田畑・亭などが描かれている。
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