浪花みやげ 第二編第三冊
なにわみやげ
概要
一枚刷りの瓦版の裏面を張り合わせて作った冊子『浪花みやげ』のうちの一冊。本冊に刊記はないが、19世紀前半頃に大坂心斎橋にあった草紙屋、塩屋喜兵衛が出版したものである。名産品や寺社の番付など庶民の好む情報を面白おかしく載せたもので、浪花(大坂)で流行した文化を各地へみやげとして持ち帰らせるということでつけられた書名と考えられている。うちの「大しんぱんどん字づくし」という一枚は漢字を用いた判じ物集で、江戸時代後半の文字遊びの一端を知ることができる。この一枚の左欄外には「□□書林 金屋新兵衛」とあり、大坂の塩屋喜兵衛と協力関係にあった京都新町の金屋新兵衛が出版したものである。
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