聚分韻略
しゅうぶんいんりゃく
概要
巻末刊記を欠き正確な刊年はわからないが、寛永年間に刊された諸本(七行本)と同版かと思われる。『聚分韻略』はもと虎関師錬(鎌倉時代末期の僧)によって編纂された韻書で、室町時代を通じて多数のバージョンが出版された。所蔵本はいわゆる三重韻本で、半葉を平声・上声・去声の上下三段に分け、相配される三韻を一覧にすることで、非声調言語(日本語や朝鮮語)での漢字音から字を引きやすくする工夫が施されている。後世の日本の辞書に大きな影響を与えた韻書として知られている。
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