文化遺産オンライン

菊蒔絵簪

きくまきえかんざし

概要

菊蒔絵簪

きくまきえかんざし

その他 / 江戸

江戸時代~明治時代/19世紀

14.4cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-354

独立行政法人日本芸術文化振興会

木製漆塗で、琴柱形、二本足の前差である。足先を黒漆で、胴から耳掻きまでを金粉溜地として間を蒔き暈し、高蒔絵で菊を表し、蕊には平目粉を蒔いている。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。『玳瑁亀圖説』によると、鼈甲製の琴柱形前差は、江戸で寛政年間に流行したとされる。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

菊蒔絵簪をもっと見る

国立劇場をもっと見る

キーワード

/ 琴柱 / / 劇場

関連作品

チェックした関連作品の検索