粉河作巌頭獅子置物
こかわさくがんとうししおきもの
概要
中世の終わりころから、粉河では仏具などの鋳物の製作が行われており、それらは「粉河作」と呼ばれている。鋳物師のうち、江戸時代を通じて最も活躍した蜂屋は、寛永8年(1631)に藩主・徳川頼宣に御目見を許され、代々正勝を名乗るように命じられ、その後、明治中期にいたるまで、数代にわたって作品を残している。本品も、その蜂屋の手によるもので、獅子の子落しの説話を題材にとった、鋳上がりの良い優品である。底部に「正勝」の針書銘がある。
こかわさくがんとうししおきもの
中世の終わりころから、粉河では仏具などの鋳物の製作が行われており、それらは「粉河作」と呼ばれている。鋳物師のうち、江戸時代を通じて最も活躍した蜂屋は、寛永8年(1631)に藩主・徳川頼宣に御目見を許され、代々正勝を名乗るように命じられ、その後、明治中期にいたるまで、数代にわたって作品を残している。本品も、その蜂屋の手によるもので、獅子の子落しの説話を題材にとった、鋳上がりの良い優品である。底部に「正勝」の針書銘がある。
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