端渓石瓦形抄手硯
たんけいせきがけいしょうしゅけん
概要
端渓石を加工した硯。器形は丸瓦形に作り、硯背を刳り、左右硯側を壁状の墻足*しょうそく*とする抄手硯*しょうしゅけん*と称される形式です。清時代の制作ながら、硯背には北宋の元符三年(1100)の紀年銘があります。宋時代に漢の未央宮*びおうきゅう*の瓦を硯に転用した事例に因んだものと思われます。
たんけいせきがけいしょうしゅけん
端渓石を加工した硯。器形は丸瓦形に作り、硯背を刳り、左右硯側を壁状の墻足*しょうそく*とする抄手硯*しょうしゅけん*と称される形式です。清時代の制作ながら、硯背には北宋の元符三年(1100)の紀年銘があります。宋時代に漢の未央宮*びおうきゅう*の瓦を硯に転用した事例に因んだものと思われます。
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