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木造阿弥陀如来立像

もくぞうあみだにょらいりつぞう

概要

木造阿弥陀如来立像

もくぞうあみだにょらいりつぞう

木像 / 平安 / 中国・四国 / 岡山県

不詳

岡山県

平安後期/1051~1150

頭部は地髪五段、肉髪八段に螺髪を表す。面相部は丸顔で半眼、閉口。体部は三道を刻出し、大衣を偏袒右肩に着す。服前で大衣を折り返し、数条のU字型の衣文を刻む。下半身には股間にY字型の衣文を集約し、両太腿部は無文とする。小像ながら頭部、胸部、腹部、大腿部は豊かな量感を表す。所々に後世の修理跡がみられるが、大きく像容を減じることはない。両手は上品上生の来迎印を結ぶ。
 針葉樹の竪一材から両手首までを彫成し、両手首先は別材。彫眼。内刳りはない。白亳珠(水晶)、肉髪珠(木材)。像表面は古色。木芯が篭めるかどうかは確認できない。両手首先、両足先、両袖口一部、枘材および本体地付より8㎝の高さまで補材を当てている。

像高:83.3 髪際高:76.0(現状)頭一顎:15.4 髪際一顎:8.4 面幅9.7 耳張り:11.8 面奥:12.5 胸厚:(右)10.6(左)10.9 服厚:14.6(衣含む) 肘張り:26.4 袖張り:23.3 裾張り:21.7(現状) 足先開き:(内)4.6(外)12.0 枘:(横)6.7(奥)4.2(高)3.4 *単位cm

1軀

備前市大内995番地

備前市指定
指定年月日:20200824

大瀧山西法院
 代表 滝山光實

有形文化財(美術工芸品)

特になし。

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キーワード

/ 矧ぐ / 手首 /

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