蹴鞠注進状
ケマリチュウシンジョウ
概要
巻末に「秋田之太郎季実」の筆であることを記した奥書がある。「季実」は「実季」の誤りであろう。秋田氏は、陸奥安倍氏の末流で、歴代「秋田太郎」を称した。実季(さねすえ)は、近世初頭の常陸国宍戸(ししど)藩主。 この一巻は「昨日鞠会希代之勝事也」で始まり、「大略注進如件」で終わる往来物(書状文例集)で、書はこの時期のものとしては古様であるが、能書。
ケマリチュウシンジョウ
巻末に「秋田之太郎季実」の筆であることを記した奥書がある。「季実」は「実季」の誤りであろう。秋田氏は、陸奥安倍氏の末流で、歴代「秋田太郎」を称した。実季(さねすえ)は、近世初頭の常陸国宍戸(ししど)藩主。 この一巻は「昨日鞠会希代之勝事也」で始まり、「大略注進如件」で終わる往来物(書状文例集)で、書はこの時期のものとしては古様であるが、能書。
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