笹に虎図
ささにとらず
概要
有名な川柳に「猫でない証拠に竹を画きて置」というのがあります。この絵も笹の葉を描くことで、この獣が野生の虎であることを示してはいますが、その顔つきは、飼い主に甘えようとする猫そのものです。
画家の牛島若融(1754-1817)は、左隣の絵の作者・山本若鱗の子で、この猫っぽい虎の表現も親譲りのものでしょう。
【長崎ゆかりの近世絵画】
ささにとらず
有名な川柳に「猫でない証拠に竹を画きて置」というのがあります。この絵も笹の葉を描くことで、この獣が野生の虎であることを示してはいますが、その顔つきは、飼い主に甘えようとする猫そのものです。
画家の牛島若融(1754-1817)は、左隣の絵の作者・山本若鱗の子で、この猫っぽい虎の表現も親譲りのものでしょう。
【長崎ゆかりの近世絵画】
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