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藤沢焼窯跡

ふじさわやきかまあと

概要

藤沢焼窯跡

ふじさわやきかまあと

その他 / 中部 / 長野県

長野県

藤沢窯跡は、昭和51年に発見され、昭和55年7月29日から8月4日まで発掘調査が行われ、発掘調査後は焼土、木炭、赤土等による盛土保存がされた。その際にわかった窯体は、焚口のある胴木の間から上部に4つの焼成室が末広がりに連なり、最上部に煙を集めるとともに、余熱を利用できる捨窯で構成されている縦(たて)狭間(さま)式連房とよぶ登窯である。登窯の傾斜角は約25度で、全体の規模は長さ8m、幅最大4.4m、最少1.5mでラッパ状の形態となっており、吉向八代氏が証明している。
窯跡からは、大量の磁器片とサヤやドチ等の窯道具が出土し、現在歴史民俗資料館に保管されている。
昭和57年には補充調査が行われ、窯の基底をなすレンガが一列に並んで出土した。

高山村字関場藤沢

高山村指定
指定年月日:20200323

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キーワード

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