打掛 鼠縮緬地四季景物文様
ウチカケ ネズミチリメンジシキケイブツモンヨウ
概要
端午の節供の薬球、重陽の節供の菊、上巳の節供の曲水の宴など、年中行事を中心に季節感豊かな景物を描いた打掛。 雅やかな、いかにも京風の主題といえよう。写実味のある細かな友禅染による文様、随所に見られる描絵的な表現、緻密な刺 繍、全体のやや暗く落ちついた色調など、幕末から明治にかけての特色がうかがえる。裾の流水の青など、一部にはすでに化 学染料とおぼしき色調が認められる。
ウチカケ ネズミチリメンジシキケイブツモンヨウ
端午の節供の薬球、重陽の節供の菊、上巳の節供の曲水の宴など、年中行事を中心に季節感豊かな景物を描いた打掛。 雅やかな、いかにも京風の主題といえよう。写実味のある細かな友禅染による文様、随所に見られる描絵的な表現、緻密な刺 繍、全体のやや暗く落ちついた色調など、幕末から明治にかけての特色がうかがえる。裾の流水の青など、一部にはすでに化 学染料とおぼしき色調が認められる。
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