楷書長慶集冊
かいしょちょうけいしゅうさつ
概要
鄧石如【とうせきじょ】が朱絲欄【しゅしらん】を施した紙に、陶弘景【とうこうけい】「答謝中書書」の一節を楷書で揮毫【きごう】した作。末尾に長慶集と記されます。南北朝時代から唐時代まで、鄧が学んだ楷書には諸説あります。本作の円みを帯びた転折や伸びやかさのあるハライには、虞世南【ぐせいなん】「孔子廟堂碑」に通じるものがあります。(六人部克典氏執筆)
かいしょちょうけいしゅうさつ
鄧石如【とうせきじょ】が朱絲欄【しゅしらん】を施した紙に、陶弘景【とうこうけい】「答謝中書書」の一節を楷書で揮毫【きごう】した作。末尾に長慶集と記されます。南北朝時代から唐時代まで、鄧が学んだ楷書には諸説あります。本作の円みを帯びた転折や伸びやかさのあるハライには、虞世南【ぐせいなん】「孔子廟堂碑」に通じるものがあります。(六人部克典氏執筆)
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