臨孝女曹娥碑冊
りんこうじょそうがひさつ
概要
包世臣【ほうせいしん】が朱絲欄【しゅしらん】を施した紙に、「孝女曹娥碑」を臨書【りんしょ】した作。道光20年(1840)5月、66歳時の書です。碑学【ひがく】を称揚した包は、気力が充満する書を理想として、それを実現する技法を説きました。本作のように、包はその技法を駆使して、法帖【ほうじょう】に見られる王羲之【おうぎし】らの書を習いました。(六人部克典氏執筆)
りんこうじょそうがひさつ
包世臣【ほうせいしん】が朱絲欄【しゅしらん】を施した紙に、「孝女曹娥碑」を臨書【りんしょ】した作。道光20年(1840)5月、66歳時の書です。碑学【ひがく】を称揚した包は、気力が充満する書を理想として、それを実現する技法を説きました。本作のように、包はその技法を駆使して、法帖【ほうじょう】に見られる王羲之【おうぎし】らの書を習いました。(六人部克典氏執筆)
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