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桜井神社の餅押し

さくらいじんじゃのもちおし

概要

桜井神社の餅押し

さくらいじんじゃのもちおし

無形民俗文化財 / 九州 / 福岡県

福岡県

福岡県糸島市志摩桜井4227番地

糸島市指定
指定年月日:20190318

無形民俗文化財

毎年1月10日の初春祭で行われる厄除け行事で、厄男が投げ込んだ餅をとりあい、厄を分散し福を招くというものである。餅押しで用いる餅は、前厄である厄男(男性数え41歳、早生まれ40歳)が餅米の確保・餅つき・奉納まで行う。当日は鏡餅の奉納後、11時から厄払いを行う。餅押しは午後7時頃から始まる。まず、宮司・氏子役員・正装した厄男が拝殿から三方へと袋入りの紅白の小餅をまく。その後、締め込み姿の参加者が待つ西側の広場に鏡餅を投げ入れる。その順番は宮司、氏子総代、厄男と続く。投げ込まれた鏡餅は参加者が激しく奪い合うなかで小さく割れていく。奪い合うことで揉まれた餅は福餅となり、それを持ちかえったものには福が来るとされる。ある程度の大きさになると一度終了し、新たな鏡餅が投げ込まれる。

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キーワード

/ 行事 / 行う / 氏子

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