貓老尉夫妻像(模本)
びょうろういふさいぞう
概要
新港社とは現在の台南市近郊に広がる原住民である平埔族のうち、最も大きな社郡です。貓老尉とはその土目(リーダー)であった人物で、となりは妻の九骨です。清朝に帰順した際に「劉」の姓と官服を賜い、その正装で、誇り高い姿が描かれています。貓老尉の一族はその後、清朝と平埔族の行政取次ぎの役割を果たし、現在も膨大な文書が残っており、この作品の原本も台湾に残されています。原本はおそらく一族の廟堂に祀られたものでしょう。
びょうろういふさいぞう
新港社とは現在の台南市近郊に広がる原住民である平埔族のうち、最も大きな社郡です。貓老尉とはその土目(リーダー)であった人物で、となりは妻の九骨です。清朝に帰順した際に「劉」の姓と官服を賜い、その正装で、誇り高い姿が描かれています。貓老尉の一族はその後、清朝と平埔族の行政取次ぎの役割を果たし、現在も膨大な文書が残っており、この作品の原本も台湾に残されています。原本はおそらく一族の廟堂に祀られたものでしょう。
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