中郷太鼓踊(諏訪神社夏の例祭に伴う芸能)
ちゅうごうたいこおどり(すわじんじゃなつのれいさいにともなうげいのう)
概要
小太鼓(イレデコ)2名、大太鼓(ウデコ)14名、鉦12名、のぼり旗持ち1名、歌い手1名の計30名での構成を基本としている。
小太鼓の者は色とりどりの紙垂がついた笠をかぶり、着物姿に襷をかける。鉦の者は花笠をかぶり法被を着る。大太鼓の者は黄色の日よけ布を付けた黒の家紋付きの笠をかぶり、浴衣姿に稲妻型の紙垂が特徴の2m位の矢旗を背負う。
小太鼓の者が踊りの全体を引っ張る形で進み、大太鼓の者が両端の4列隊形から外側の二重の円になる。途中は二重円の状態で、歌い手の唄に合わせて踊り続け、最後は大きく踊りながら円から列に戻し、3回前進する。その間、隊形を2列から4列隊形に変化させ、最初の隊形に戻す。