攻城 阿蘭陀由里安牟相伝
こうじょう おらんだうぃりあむそうでん
概要
スウェーデン人ユリアン・スヘーデル(Jurian Schedel)は、慶安3(1650)年8月末に江戸郊外牟礼野で臼砲射撃のデモンストレーションを成功させ、測量・砲術・攻城法等について教授した。その内容をまとめたのがこの冊子である。武雄の写本は、西洋の攻城法を最初に紹介した文章として、天保3(1832)年、佐賀藩から初めて高島流に入門した武雄の家臣平山山平(醇左衛門)が、砲術修行の一環として筆写したものと思われる。
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