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懸仏基板

かけぼとけきばん

概要

懸仏基板

かけぼとけきばん

その他 / 室町 / 中国・四国

不明

室町中期/1445

木製、円形(上中下に板三材を寄せる)

径60.3cm

1枚

玉野市指定
指定年月日:20140325

有形文化財(美術工芸品)

早瀧比咩神社に伝承されてきたこの円形板は、銅製の部分は全て失われているが、表面には、仏像や花瓶、銅板を固定した鋲穴が多数開いており、懸仏の基板であることがわかる。板には種字(梵字)や花の落書きが見られ、種字から十一面観音の懸仏であったと思われる。裏面には、奉納者や願主、奉納年が記されていて、文安二年(一四四五)に、阿波国守護大名細川氏の家臣で児島に派遣されて用吉(もちよし)の政所で政務を執ったという飯尾因幡守入道真覺(いいおいなばのかみにゅうどうしんがく)が奉納したものとわかる。

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キーワード

懸る / / 鏡板 / 仏像

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