絹本著色 阿弥陀如来来迎図
けんぽんちゃくしょく あみだにょらいらいごうず
概要
肉身や衣とも金泥による悉皆金色の表現で,面貌や手足の輪郭線は薄墨の細筆で,衣服は載金で括り,さらに卍繋文,亀甲文,麻葉文などの文様も載金で施されている。本図は,特に墨線による眉や眼,朱の唇に極めて熟練された描法が見られ,手足の表現にも鎌倉時代以来の写実的で古様な表現が見られる。このような熟練された描法と本格的な表現の「阿弥陀如来来迎図」は大変貴重であり,指定に値する。
けんぽんちゃくしょく あみだにょらいらいごうず
肉身や衣とも金泥による悉皆金色の表現で,面貌や手足の輪郭線は薄墨の細筆で,衣服は載金で括り,さらに卍繋文,亀甲文,麻葉文などの文様も載金で施されている。本図は,特に墨線による眉や眼,朱の唇に極めて熟練された描法が見られ,手足の表現にも鎌倉時代以来の写実的で古様な表現が見られる。このような熟練された描法と本格的な表現の「阿弥陀如来来迎図」は大変貴重であり,指定に値する。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs