紙本著色地獄草紙断簡(沸屎地獄)
しほんちゃくしょくじごくぞうしだんかん(ふっしじごく)
概要
地獄草紙と呼ばれる絵巻物は、経典に基づいて地獄の種々相と罪人たちの苦悩を描いたもので、当初は大部からなる絵巻であったと思われるが、現在では筆者が異なるものの共通性をもった二〇数図が遺存している。地獄草紙は餓鬼草紙、病草紙とともに後白河院の意によって造立された蓮華王院に付属した宝蔵に納められていた六道絵の一部とも考えられている。二〇数図のうち、まとまって伝来したものは国宝に指定されている。
しほんちゃくしょくじごくぞうしだんかん(ふっしじごく)
地獄草紙と呼ばれる絵巻物は、経典に基づいて地獄の種々相と罪人たちの苦悩を描いたもので、当初は大部からなる絵巻であったと思われるが、現在では筆者が異なるものの共通性をもった二〇数図が遺存している。地獄草紙は餓鬼草紙、病草紙とともに後白河院の意によって造立された蓮華王院に付属した宝蔵に納められていた六道絵の一部とも考えられている。二〇数図のうち、まとまって伝来したものは国宝に指定されている。
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