福王寺絹本着色愛染明王像
ふくおうじけんぽんちゅくしょくあいぜんみょうおうぞう
概要
福王寺絹本着色愛染明王像
ふくおうじけんぽんちゅくしょくあいぜんみょうおうぞう
鎌倉末期
絹地に正面を向いた愛染明王を赤色と金泥・墨線で繊細に線描している。明王像は赤色の蓮華座上に結跏趺坐し、その全体は、熾盛光輪という火炎を抽象化した赤色の円相内に収められている。右第一手には金剛杵(五鈷)、右第二手には矢、高く掲げた第三手には蓮華、左第一手には金剛鈴、第二手には弓を持つ。左第三手は拳のままで、様々な修法に対応する姿で、下方には宝瓶、周囲には宝珠など宝物が描かれている。
縦92.5cm 横51.5cmの絹本製 仏具表具仕立て
1幅
佐久市指定
指定年月日:20140424
有形文化財(美術工芸品)
不明