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秋野蒔絵手箱

あきのまきえてばこ

概要

秋野蒔絵手箱

あきのまきえてばこ

工芸品 / 鎌倉 / 関東 / 埼玉県

埼玉県

鎌倉

錫の置口を付けた合い口造りの箱で、身に金銅三ツ千鳥透金具、鍍銀鏡板、鐶台切子に栗形。紐金具を打ち、内に懸子を納める。蓋表は梨地、研出高蒔絵に螺鈿を交えて流れに土坡、秋草、松に千鳥を図し、「秋」「高」「伏」「冷」などの文字を配し、側面は風になびく秋草、松に千鳥を描き、「風」「柏」「池」「無」などの文字を散らす。蓋裏は研出蒔絵で、土坡に松、秋草、千鳥、懸子は見込、側面内外に秋草を描く。身の内側に赤字切り小花紋錦を貼る。

高15.3 縦25.0 横33.3 (㎝)

1合

公益財団法人遠山記念館 埼玉県比企郡川島町大字白井沼675

重文指定年月日:19591218
国宝指定年月日:
登録年月日:

公益財団法人遠山記念館

国宝・重要文化財(美術品)

優れた意匠で鎌倉時代手箱中の優品である。

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キーワード

蒔絵 / / 手箱 / 懸子

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