車輪石
しゃりんせき
概要
軟質で淡緑色を呈した緑色凝灰岩と思われる石を隅丸台形に加工し、その中央に円孔を穿ったものである。表面には放射状に26本の稜線を施し、この形の模倣のもととなった貝の放射肋と溝を表現している。裏面は若干内反りとなっているが、何の文様も施されていない。鍬形石や石釧とともに、この時期流行した腕輪形宝器の一つ。
しゃりんせき
軟質で淡緑色を呈した緑色凝灰岩と思われる石を隅丸台形に加工し、その中央に円孔を穿ったものである。表面には放射状に26本の稜線を施し、この形の模倣のもととなった貝の放射肋と溝を表現している。裏面は若干内反りとなっているが、何の文様も施されていない。鍬形石や石釧とともに、この時期流行した腕輪形宝器の一つ。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs