王塚古墳
おうづかこふん
概要
S52-06-028[[王塚古墳]おうづかこふん].txt: 昭和12年6月15日史跡指定され、昭和27年3月29日特別史跡として指定された王塚古墳は、遠賀川の上流、穂波川右岸の丘陵上に営まれた前方後円墳であり、その石室に施された豪華な装飾により特別史跡に指定されている。
昭和9年に採炭復旧工事用の土取り作業中に石室が発見されたもので、前方部の大半が失われており、今日、石室の保存のための処置や墳丘の復元、周濠等周辺の保全が緊急の課題となっている。
石室発見時の調査によって、古墳周辺には墳丘に対してほぼ等間隔にめぐる道路や畑の区画のあることが確認され、それが湟阯であることが指摘されてきた。この周濠部分を追加指定するものである。