オオワシ
おおわし
概要
S44-12-018オオワシ.txt: オオワシは翼長65センチ、翼の開長2メートルに近い、わが国最大のワシ・タカ類で、冬鳥として本邦に飛来する。主として海岸近くや、平地の河川・湖沼の付近に生息する。樺太・カムチャッカ半島などで繁殖し、冬期北海道から本州の沿岸ぞいに南下し、まれに奄美大島や鳥島などに飛来することもある。単独で生活することが多いが、渡りの時は小群をなす。食性は動物質を主とし、魚類が多くウサギなどの獣類も食べている。
最近、猛禽類は急速に減少し、国際的にその保護が叫ばれているが、わが国でもイヌワシ・オジロワシとともにその保護を強化する必要があり、今回指定するものである。
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国指定文化財等データベース(文化庁)