平目地梅樹蒔絵鞍
ひらめじばいじゅまきえくら
概要
前輪・後輪の表面は平目地、内側と居木表は梨子地。剥落部から居木が元は黒漆塗、両輪縁が金地であることがわかる。金銀の高蒔絵、銀金貝、付描、金切金、極付などの技法で梅樹を描く。居木裏に陰刻銘「明暦元年 三月十日 政也(花押)」、「榎本富久(花押)」の平蒔絵銘(花押は朱漆銘)が後輪右内側下端にある。
ひらめじばいじゅまきえくら
前輪・後輪の表面は平目地、内側と居木表は梨子地。剥落部から居木が元は黒漆塗、両輪縁が金地であることがわかる。金銀の高蒔絵、銀金貝、付描、金切金、極付などの技法で梅樹を描く。居木裏に陰刻銘「明暦元年 三月十日 政也(花押)」、「榎本富久(花押)」の平蒔絵銘(花押は朱漆銘)が後輪右内側下端にある。
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