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上黒岩岩陰遺跡

かみくろいわいわかげいせき

概要

上黒岩岩陰遺跡

かみくろいわいわかげいせき

史跡 / 中国・四国 / 愛媛県

愛媛県

上浮穴郡久万高原町

指定年月日:19710527
管理団体名:

史跡名勝天然記念物

S46-5-119上黒岩岩陰遺跡.txt: 四国の高峰の1つである石槌山の西南麓に源を発する[[面河溪]おもごけい]が、久万川と合流する地点から久万川を約3キロさかのぼった右岸に所在する。岩陰は比高約20メートルの石灰岩の岩脈の先端部にあり、遺跡の中心は岩壁の両北端から西南側面である。
 昭和36年から5回にわたる調査の結果、第1層から第9層までに遺物が包含されていた。とくに第4層の繩文時代早期における20体を越える埋葬人骨や第9層の繩文時代創草期における細隆線文土器、有舌尖頭器、削器、礫器、礫石に線刻した岩版等の一括遺物は、この時代の最古の遺物であり貴重な資料である。
 なお、岩陰内の遺物包含層を科学的処理により固め、断面の観察ができるような措置がとられ保存に万全を期している。

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キーワード

繩文 / 遺跡 / / 包含

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