浄楽寺・七ツ塚古墳群
じょうらくじ・ななつづかこふんぐん
概要
S47-5-107浄楽寺・七ツ塚古墳群.txt: 中国山地にある[[三次]みよし]盆地周辺は、中国地方有数の古墳の密集地帯である。浄楽寺・七ツ塚古墳群は、そのうちでも最大規模をもつ古墳群の一つで、三次盆地の南東部、馬洗川の支流美波羅川西岸にある比高30〜40メートルの丘陵上に分布する。北の浄楽寺古墳群は、前方後円墳4基と円墳119基が現存している。南の七ツ塚古墳群は、前方後円墳1基と円墳51基、計52基が現存している。主体部は、調査されたものでは粘土郭と箱式棺があり、別に横穴式石室の開口しているものもある。この浄楽寺・七ツ塚古墳群は、中国山地に数多く分布する群集墳の典型的なものの一つである。