松本のミキノクチ製作習俗
まつもとのみきのくちせいさくしゅうぞく
概要
この習俗は、神棚に供える御神酒徳利の口に挿して飾る縁起物であるミキノクチ(神酒の口)を製作する習俗である。真竹を薄く整形してひご状に細かく裂き、これを組み合わせて様々な文様をつくる緻密な細工である。ミキノクチは、1年ごとに買いなおすもので、毎年12月30日に飾り、大晦日の夜にはその御神酒徳利で酒を酌み交わす。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
所蔵館のウェブサイトで見る
国指定文化財等データベース(文化庁)