近江八日市の大凧揚げ習俗
おうみようかいちしのおおたこあげしゅうぞく
概要
この習俗は、5月の端午の節供に男の子の子初誕生を祝って大きな凧を揚げるもので、八日市市内の中野・芝原・金屋の3つの地区で、江戸時代中期以降から行われてきた。最初は小さな凧であったが、天保年間頃から縦横7間余りの大凧を揚げるようになったとされ、凧の形も全面に紙を張った形から、文字や絵の部分だけ切り残す切抜式へと変わったとされる。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)