和田屯田兵の被服庫
わだとんでんへいのひふくこ
概要
・和田屯田兵村は、明治19年(1886)6月東和田に220戸と、西和田に明治21年5月120戸と22年100戸の合わせて220戸が、それぞれ入地してできました。
・被服庫の建設は、明治18年と推定され、構造は、木造切妻屋根の平屋建で、屋根裏に物置を有し、その小屋の構造は、アメリカのバルーン・フレーム形式の手法(アメリカ西部開拓が生んだ独自の構造形式)を採用しています。
・屯田兵軍政機関の数少ない遺構の一つで、特に被服庫としては唯一の存在です。