足付盥
あしつきたらい
概要
盥に猫脚を付けた、いわゆる馬盥。胴巡りは、木目を活かした木地蝋塗に仕上げている。黒塗のままの底面に「△三」と朱書されており、いくつかセットで作られたもののうちの1口と推測される。茨城・六地蔵寺の資料(重要文化財)とほぼ同形であるが、脚部などに微妙な違いがみられる。このような盥は、罪過を懺悔する仏寺の布薩会の際に、手を水で清めるために用いられたものと考えられる。
あしつきたらい
盥に猫脚を付けた、いわゆる馬盥。胴巡りは、木目を活かした木地蝋塗に仕上げている。黒塗のままの底面に「△三」と朱書されており、いくつかセットで作られたもののうちの1口と推測される。茨城・六地蔵寺の資料(重要文化財)とほぼ同形であるが、脚部などに微妙な違いがみられる。このような盥は、罪過を懺悔する仏寺の布薩会の際に、手を水で清めるために用いられたものと考えられる。
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