冬
ふゆ
概要
冬の冴え冴えとした空気を、水墨のみで表した作品。中央に描かれた桐の木には、種を放出した後の殻と花芽がついている。枝にとまる二羽の雀は、寒さをしのぐように羽をふくらませて寄り添う。背景は地塗りをせず、「麻紙」の風合いをそのまま残した画面となっている。その繊維質を生かした渇筆(かすれ)による水墨表現からも、冬の厳しさを感じることができる。
ふゆ
冬の冴え冴えとした空気を、水墨のみで表した作品。中央に描かれた桐の木には、種を放出した後の殻と花芽がついている。枝にとまる二羽の雀は、寒さをしのぐように羽をふくらませて寄り添う。背景は地塗りをせず、「麻紙」の風合いをそのまま残した画面となっている。その繊維質を生かした渇筆(かすれ)による水墨表現からも、冬の厳しさを感じることができる。
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