『まつばらいろはかるた』絵札「一津屋に 残るトリキは 昔人の知恵」
『まつばらいろはかるた』えふだ「ひとつやに のこるとりきは ひとのちえ」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「め」の札。
厳島神社が祀られている一津屋古墳の東側に、東除川が流れている。東除川を境にして一津屋と小川の集落が分れているが、小川の西南の東除川に堰があり、これを小川のトリキと呼ぶ。この堰によって東除川の水は水路を経て、小川の三ツ池に貯えられて、下の小川、若林、大堀の水田に順々に水をうるおすことができた。小川の氏神である深居神社の「居」も水や井戸に関わるとも考えられる。